さて、今回は高校生のアルバイト 志望動機の書き方についてです。
初めてのアルバイト、しかも履歴書を書くのは初めてという時には、一体何をどう書いていいのかわからなくなってしまいますよね。
特に志望動機は、「なんとなく応募しました」と書く訳にもいきませんので、それなりの書き方が大切です。
今回は、そんなアルバイトの志望動機の書き方をまとめました。
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高校生の履歴書 志望動機欄の書き方
まず最初に、「志望動機」と聞くと、何かしっかりとした理由を長々と書かなければと思ってしまうかもしれませんが、実際はそこまで気張る必要はありません。
ただ、やはり面接官が読んでいる物ですから、「何となく応募した」のような書き方はNGです。
絶対にしてはいけない志望動機をまとめました。
これはNG、志望動機
・「特になし」
意外と多く見かけるのがこのパターンです。志望動機が「無い」というのはやはりおかしいですから、何か必ず書きましょう。
・「友達が働いているから」
・「雰囲気がよさそうだから」
これらは、お仕事をしに来たというよりも、部活やサークルのノリで来ているように見られてしまいますから、なるべく避けておきましょう。
・「自分でも出来そうだと思ったから」
・「楽そうな仕事だと思ったから」
・「簡単な仕事だと思ったから」
応募する先の仕事を、簡単そうだ楽そうだと言ってしまいますと、面接官の気分を害する事がありますので、やはりこれもNGです。
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こう書いておくと安全。志望動機例
志望動機の例ですが、高校生の場合ですと、社会人のような「前の仕事の○○の経験を活かす」といった理由が書けません。
そのため、基本的には「未経験ですが、好きな仕事なので頑張ります」という書き方が基本になります。
その時、なるべくその仕事を選んだ理由を自分なりに詳しくかけると、さらに良くなるかと思われます。
志望動機の例文集1:意欲や気持ちをアピール
・「以前からこのお店で放課後に食べに来ていました。自分の好きなお店で働きたいと思い、応募しました」
・「私は音楽が好きで、バンドも組んでいます。いつかCDショップで働きたいと思っていました」
・「本が好きで、月に○○冊は読んでいます。本に関わるアルバイトがしたいと思い応募しました」
これらの例のように、「自分の好きな事を仕事にしたい」という書き方は、高校生や大学生の履歴書ではかなり有効です。
面接官も、全く製品やサービスに興味のない人よりは、「好きです」と言ってくれている応募者の方を採用したくなりますので、そういう点でも受かりやすい志望動機になるかと思われます。
もし自分がそれを好きなようでしたら、全力アピールする事で、採用される確率はぐっとアップします。
志望動機の例文集2:経験をアピール
あまり多くはないかも知れませんが、もし自分の経験が仕事で活かせるようでしたら、それらをアピールするのも一つの手です。
実家の仕事の手伝いをしていた経験や、部活の経験が仕事に活かせるような場合ですね。
そういう機会はあまり多くないかもしれませんが、「自分の経験を活かします」アピールは、面接官からもかなり好印象になります。
もし書けそうであれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
・「私は、実家が飲食店なので、幼い頃から手伝いをしていました。その経験を活かしたいと思います」
・「高校では放送部に所属しています。通りやすい発声をする訓練をしていますので、その経験を活かして接客したいと思います」
・「高校ではラグビー部に所属していますので体力には自信があります。自分の身体を活かせる仕事がしたいと思い、警備の仕事に応募しました」
まとめ
高校生の場合は、ほとんどのアルバイトが未経験応募になってしまいます。
面接官もそこの所は理解していますので、「即戦力になる経験のアピール」などは特に求めていない事がほとんどです。
大切なのは、NG例に書いてあるような書き方をしていない事と、「好き」や「頑張りたい」といった気持ちが見える書き方になっている事です。
<志望動機以外は大丈夫?>
アルバイトの履歴書で重要なのは志望動機だけではありません。自己PR、学歴の正しい書き方、書いてはいけないNGワードなど、ポイントが山ほどあります。
それらを一気にまとめ読みできる記事にまとめました。
Link → アルバイトの履歴書 書き方ノウハウ[総まとめ]