さて、今回は高校生がアルバイトの履歴書を書く時の「学歴欄」の書き方をまとめました。
ただ学校の名前を書くだけと思われるかも知れませんが、意外と落とし穴が多く、間違えやすい欄でもあります。
おさえておくべきポイントを確認しておいてくださいね。
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小学校から書くべき? 中学校から書くべき?
意外と難しいのが、一体何歳の所から書くべきか、という部分ですね。
すでに大学を卒業していたり、社会人経験者であれば、高校の卒業年から書くのが一般的です。わざわざ小学校から書くという事はあまりありません。
しかし、高校生の場合ですと、一行目が「○○高等学校 入学」だけですと、大変短くなってしまいます。
そのため、一般的には、小学校の卒業から書く場合が多くなります。
<小学校からの書き方例>
年 | 月 | 学歴・職歴(各別にまとめて書く) |
---|---|---|
学歴 | ||
平成21 | 3 | 京都市立〇〇小学校 卒業 |
平成21 | 4 | 京都市立〇〇中学校 入学 |
平成24 | 3 | 京都市立〇〇中学校 卒業 |
平成24 | 4 | 大阪府立△△高等学校 普通科 入学 |
平成27 | 1 | 大阪府立△△高等学校 普通科 在学中 |
この時、小学校と中学校は「入学」の欄は必要ありません。「卒業」のみです。
高校からは、「入学」と書きましょう。
また、最後の行には、必ず「在学中」を入れておきましょう。
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学歴欄の書き方 よくある間違いの例
学歴欄の書き方の基本は、「入学」「卒業」をセットにして書くことです。
どちらか片方だけではNGです。(小学校については例外です)
また、学校の名前は正式名称です。
例えば、「山田高校」と普段読んでいる場所でも、正式な名前は、「東京都立山田高等学校」であったりします。
決して普段読んでいる略称ではなく、正式な名前を書きましょう。
<NG例:学校が略称、「卒業」とセットになっていない>
年 | 月 | 学歴・職歴(各別にまとめて書く) |
---|---|---|
学歴 | ||
平成21 | 4 | 〇〇中学校 入学 |
平成24 | 4 | △△高校 入学 |
よくある疑問 Q&A
・高校の場合は、学科の記載も忘れないようにしましょう。
・「同上」や「〃」などは使ってはいけません。全て正式名称で書きましょう。
・書き間違いは、修正液や修正ペンの使用はNG。全て書きなおしましょう。
・年月の欄は漢数字(平成二十五)で書くよりも、普通の数字(平成25)で書く方が一般的です。
まとめ
高校生の学歴欄は、どうしても短くなってしまいがちです。
しかし、学歴欄があまりにもスカスカですと見た目がよくありませんから、小学校の卒業から書き始めるようにしましょう。
また、高校では正式名称を使って、学科も忘れずに書くことがポイントです。
<学歴欄以外は大丈夫?>
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