さて、今回はフリーターの履歴書、その中でも迷う事の多い志望動機欄の書き方についてです。
幾つもの仕事に応募したり、実際に経験していく事の多いですから、どうしても一つ一つの仕事に、そこまで大がかりな志望動機を用意出来る訳ではありませんよね。
かといって、適当に書いて不採用になるリスクは避けておきたいもの。
こんな時に、どういう書き方をしていくのが良いか、まとめました。
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フリーターの履歴書 書き方の前に
フリーターの方の仕事探しの方法は、大きく分けて2種類の探し方があるかと思います。
一つ目が、自分で求人誌を見て一件ずつ応募していくパターン。
もう一つが、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらうパターンです。
自分で応募する場合は、もちろんその都度、履歴書を書いて応募し面接を受けることになります。
一方、派遣会社の方はと言いますと、ここはさらに2種類に分かれます。
最初に登録しておいたら、後は紹介された仕事に行くだけ、面接不要というパターンがひとつ。
もう一つは、派遣会社の営業マンと一緒に面接に行き、採用が決まり次第、仕事開始というパターンです。
派遣会社の営業マンが同行してくれる場合は、「どんな志望動機や自己PRを言えばいいか」を教えてくれますから、そのアドバイスに従って書いていけば問題がありません。
また、そもそも面接不要の所でしたら、自己PRや志望動機を考える必要すらないと言えるかと思います。
もしアルバイトへの直接応募が中心で、「毎回書くのも応募するのも大変だ、何とかしたい」と思った時は、派遣という選択肢を考えるのも一つの手段かもしれません。
向き不向きや、自分のしたい仕事の数があるかどうかなど、相性は色々ありますが、やはり色々な仕事を経験していくなら派遣の方がプラス材料は多いかと思われます。
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フリーターの履歴書 志望動機欄の書き方
フリーターという仕事の都合、いくつもの仕事に関わる事が多くなってきます。
特に短期の仕事が中心の方の場合は、頻繁に履歴書を書いて面接を受ける機会がありますので、なかなか一つ一つオリジナルな物を作るのは難しくなってきます。
そのため、なるべくどの会社に応募しても使えるような「使い回しの効く表現」にしておく事で、負担を減らす事が出来るかと思われます。
しかし使い回しとすぐにバレるような物は良くありませんし、そもそも受かりにくい表現を何度も使いまわしていると、それだけで自分の負担が大きくなってしまいます。
そのため、なるべく受かりやすく、使い回しの効きやすい表現にしていく事がポイントになってきます。
使い回しの効く志望動機のポイント
ポイントはやはり、「自分の経験を活かしたい」という即戦力ぶりをアピールする事です。
自分の「この求人が好き、このお店が好き」といった気持ち面をアピールしようとしますと、使い回しがまるで効かなくなってしまいます。
また、面接官の方も「好き、やる気がある、という人よりも即戦力を採りたい」という思いがあります。
お互いにとって即戦力アピールはかなりプラスの表現になりますので、可能な限り、自分の経験をアピールする志望動機にしたいところです。
・「これまで工場での検品や製造を中心に経験してきました。この経験を活かした仕事がしたいと思い応募しました」
・「接客、販売を3年で10社ほど経験しました。引き続き短期の接客の仕事をしたいと思い応募しました」
・「イベント会場の設営を中心に短期の仕事を続けてきています。御社の設営の仕事に魅力を感じ応募しました」
使いやすい志望動機は、やはり自分が何かしら経験した事のある仕事に応募する時に便利です。
逆に、全くの未経験の仕事に応募する時は、このままでは使えません。
そんな時は、「未経験ですが、○○の経験を活かして、すぐに戦力になれるよう努力します」のような前向きな自己PRとセットにすると、好印象につながる可能性があります。
ただ、やはり全くの未経験の仕事につく時は、慎重に「その未経験の仕事をやってみたい本当の理由」を丁寧に書くのも大切です。
まとめ
フリーターと一言でいっても、短期中心の方もいれば、わりと長期を選ばれる方もいます。
同業種を中心に働く人もいれば、未経験を転々をする場合もあります。
自分にあった書き方をしていく必要はありますが、どんな場合でも大切なのは「自分のこの経験を活かして仕事をしたい」という、戦力になるアピールです。
これらと、自分の気持ちや思いを組み合わせる事で、自分にあった仕事に出会えるチャンスが生まれてきます。
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